20, 03. 2020 此の樹何の樹

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昨日は雲は多めだったが、気温が二桁に上がった。但し、風が強かった。昼食後、国道の南を歩いて来ることにした。上着は春用の革の上着に着替えているが、風が強いので、耳掛けをして出かけた。

 

跨線橋を渡る。大分雪は融けて来ているが、線路の南側の雪が残っていた。国道を渡り、楽野学園大学の正門から南へ向かう。大学は卒業式だったらしく、和服に袴姿の学生が、長い袂を風に翻していた。

 

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国道と並行に走る道を、西へ向かう。道の両側の樹々は、殆ど切られてしまったが、講堂や事務所などが納まる建物の前に、数本の大木が残されている。その中に、赤紫色の蕾を見せている大木があった。ハナズオウの花芽に色が似ているが、花の付き方が異なる。ハナズオウは枝から直接花芽が出るが、此の樹は細い枝を出した先に花芽が付いている。この時期余り歩くことがなかったので、此の樹に気付かなかった。何の樹なのだろうか。

 

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道の南側に、昨年切られたシラカバの根元が並んでいた。道立図書館の南へ出る。大きな樹に、ヤドリギが数多く寄生していた。これも巨大なカラマツが、数多くの松毬と新芽を見せていた。

 

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歩いている内に薄日が射して青空が広がり、夕刻には西の空が焼けていたが、春分の日の今朝は雨が降っている。

 

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