02, 95. 2014 桜が咲いた


雨の予報が出ていた昨日は、朝方の低い雲が高くなり、8時過ぎには薄日が射して来た。強い風が吹いていたので、庭仕事はゴミの集荷日の今日に廻し、彩色作業を始める。11時を過ぎて空が暗くなり、雨が降り始めた。植物には佳い雨と思われたが、正午前には降り止んだ。濡れていた内庭の敷石が程なく乾いてしまった。

午後に入って雲が切れ、青空が広がり始めた。彩色作業には好都合だが、もう少しの降雨量が欲しい所だった。2時半過ぎに作業が一段落して、散歩に出かける。歩き出す前に、庭を一巡した。山葵が白い花を開いていた。エンレイソウも咲き始めた。ニリンソウが蕾を上げていた。





西隣のお宅の白いツツジが咲いていた。エゾムラサキツツジより開花は遅れるが、姿は佳い。シラカバ公園を西に抜ける。ズミが葉を吹いていた。剪定が上手なのか、良く花を付けたキタコブシが、満開に近い状態になっていた。北の沢に近い住宅地に、もう何年も空地になっている所がある。空地の奥にかなり大きな桜が聳えている。梢が桃色がかって、目を凝らすと僅かに花が開いていた。空地を幸いに、奥へ進んで桜を見上げる。エゾヤマザクラだろうか。予期せぬ花見となった。






北の沢の遊歩道を進み、三番通りを越えて北の住宅街に入る。雪のある内から見上げていたレンギョウは、満開状態だった。住宅街の外れから眺めた北西の原野は雲で霞み、札幌市街も山並みも見えなかった。黄ばんだ梢に春を感じていたポプラは、茶色がかった葉を広げ始めていた。




今朝は雲が多いが、青空が見えている。強かった風が治まっている。彩色作業の合間に、冬囲いの撤去を進めたい。