09, 07. 2013 猛暑列島


昨日も良く晴れて、気温が30度を超えた。35度を超える猛暑日になった地方が続出し、気温分布図を見ると、列島は真っ赤になっていた。注意を喚起されているにも拘わらず、熱中症で搬送される人々の数が1000人を超えていた。落雷や急な土砂降りに見舞われた地方もあり、台風以外は穏やかな筈の列島の天候が変化して来ている。

窓を開け放って、モデリングの作業を進める。厚みは1cmを超えたが、全て50cmを超える幅の1枚の平面の交わることのない連続なので、自重を支えるにはもう少し厚みが欲しい。判断を早まると、今迄の作業が不意になってしまう。3時少し前に、散歩に出かけた。強い日射しを避けて、木陰を歩く。早とちりのナナカマドが葉を赤くしていた。南へ向い、桃の木を見に立寄る。良い状態の実には、袋がかけられていた。残された実が色付き始めていた。




鉄道林前の道を東へ向う。昨年見事に実を付けていたマルメロを見に立寄る。伸びやかだった花木は切詰められていた。直ぐ傍の桜は、幹だけ残して切られていた。沢の窪地を覗く。手前のチシマアザミが見えるのみで、奥は木陰で暗く沈んでいた。グスベリが実を付けているお宅があった。子供の頃口に含んだ、酸味の強い味が甦った。2階の屋根を超す大きなツリバナの実が、大分膨らんで来ていた。






団地の東端を北へ曲がる。空地にシナガワハギが咲いていた。もう2mを超す背丈になっている。ハルニレが聳える公園に入る。すっかり緑が濃くなったハルニレは、もう実を落としていた。公園の中央に、オオバボダイジュが植えられている。近寄って見上げたが、開花迄には未だ間がありそうだった。




公園の木陰を歩こうと、一番通りを東へ向う。煉瓦工場の東の角のイネ科の植物が背丈を伸ばしていた。雑草の中に、ノラニンジンの蕾を見付けた。やがて野は、ノラニンジンに席巻される。煉瓦工場の北の公園の木陰を歩き、二番通りへ出る。通りから見下ろした公園にも、白い花序の花が咲いていた。MIXY友のSさんが、サワフタギではないかと、コメントを下さった。図鑑で見ると花は良く似ているが、当地には分布していないことが判った。何の樹なのだろうか。住宅街を北西に戻る。塀の前の僅かな土地に、ホウズキが白い花を付けていた。





今朝僅かに降っていた雨が上がった。今日は水撒きをしなくて済む。梅の実が随分大きくなって来た。ジャムにでもと思っているが、時間が取れるだろうか。