06, 09. 2012 ミヤマハンショウヅル


真夏日脱出の予報が出ていた昨日も、朝から良く晴れて気温は30度を超えた。雨がずっと降っていないので、心配な植物に水を撒く。過日やり残していたポケットやヨーク等の込み入った部分を解きにかかった。俯いて作業をしていると、身体を動かしている訳でもないのに、汗が滲む。暑さには強い方だと思っているが、湿度の高いのは堪える。

2時前に夕食の素材を買い求め方々の散歩に出かける。強い日射しを避けて、ナナカマド公園の緑地帯を南へ向う。ヤドリギの実の色付きを調べようと、南の小公園に立寄る。未だ色付きは充分ではなかった。北へ戻り、一番通りを東へ向う。葡萄の生垣の実が、色付きを進めていた。昨年は、歩道傍のナイヤガラという緑一色の種だけだったが、新たに植え込まれた種は、実も大きく色付きがあって面白い。今の所、甲州葡萄の様な色合いだが、どの様に変化するのだろうか。進路を北へ取り、インテリアの店舗の前を通る。先日は気付かなかったが、入口傍にミヤマハンショウヅルと思われる植物が花を付けていた。図鑑で目にしたことはあるが、実物を見るのは初めてのこと。





少し回り道をして、蕎麦畑に立寄る。真っ白だった畑は花が黄ばみ、黒い実を付けている株もあった。隣の向日葵畑も、花心が黒くなった向日葵が並ぶ。二番通りの美容院のノブドウを見に立寄る。未だ花を付けているが、早く実を結んだものは、色付き始めていた。この先の色の変化が愉しみとなる。







住宅街を北西へ向う。木瓜の実が佳い色に色付き、ベニシタンの小さな実も、赤く色付き始めていた。ベニシタンの赤い実は、雪の中でも色を失わない。



今日は最高気温が27度まで下がるらしい。それでも此の時期の当地の気温としてはかなり高いが、連日の暑さからは解放されそう。


ヤマハンショウヅル Clematis ochotensis キンポウゲ科