02, 07. 2012 トリアシショウマ


暑く快晴の日が続いていたが、昨日は薄雲が広がり、気温も5度近く下がった。前日は道北の富良野紋別で、35度近い気温を記録していた。ワシントンでは40度まで気温が上がり、死者が出たと報じられていた。近年の気候は過激で、程の良さに欠ける。

洗濯機を仕掛けて、水撒きをする。風が強く、乾燥を助長させている。天気予報の湿度を見たら、26%となっていた。カラカラ状態。富士の滝という名の額紫陽花の装飾花が白くなって来始めた。暑い盛りに咲く当地の紫陽花は、可哀相な気がする。花序を上げていたトリアシショウマも、すっかり白く咲き出した。涼しげで佳い花だが、葉が大きく広がるので、花期を終えたら切詰める。





仕事を始めようと、礬水の入った琺瑯鍋の蓋を取ったら、異臭がした。暑さで傷んでしまったらしい。し固く浴室で大量の残り湯を流しながら、始末をする。新たな膠を水に浸した。片手付きの鍋なので、冷蔵庫にも入らず、この先は少量ずつ作って行かなければならない。膠が充分に水分を含むまで時間が必要なので、午後早い時間に散歩に出かけた。南東を廻ろうと、南へ向う。プラタナスが小さな丸い実を下げていた。春から花を注意して見上げていたが、気付かなかった。東町公園の栗の樹の花が白さを増して来た。開花すると濃厚な匂いを放つ。南の緑地帯のシナノキが、大分柔らかな表情になって来ていた。白みのある托葉と数多い花序で、全体に白味が強く感じられる。





鉄道林前の道を東へ向う。ハリエンジュの花弁が、道路に白い帯を作っていた。葉が黄ばんでいるハリエンジュもある。早とちりはナナカマドばかりではない様子。何の木だろうか。綿を被った様な木があった。過日の図書館の南のズミの樹の被害に似ている。北の住宅街のゴンズイではないかと思われる庭木も、すっかり綿帽子を冠り、葉も枯れてしまった。





オニグルミは、先端の花が落ちて実が膨らんでいた。ミズバショウが咲いた窪地では、オオハナウドの花序は緑色に変じ、チシマアザミが咲いていた。北へ向い、ハルニレの公園を通り抜ける。草が刈り取られた跡には早くもシロツメクサとブタナが咲き、子供達が花摘みをしていた。





一番通りを越えて、住宅街を折れ曲がりながら北西へ戻る。昨年南の花壇の中にズッキーニを植えておいでのお宅があった。今年は姿が見られないと思っていたが、北の裏庭に3株植えられていた。日曜日とあって、住宅街の中の畑では、作業をする方の姿が見られた。此処にもズッキーニが植えられていて、もう実を付けていた。馬鈴薯に花が咲いている。良く見ると、薄紫色の花と白い花が混じっている。花の色で種類が異なるのだろうか。






先日咲き始めたばかりのエゴノキを見に立寄った。かなりの花が開いていた。植物園で見かけたのは、やはりエゴノキと思われる。ナナカマド公園を通り抜ける。昨年根元近くから切られてしまったサンキライが蔓を伸ばして花を付けていた。手前には、ゴミの集荷の為のステンレス製のゴミ箱が陣取っている。此の侭着られずに、実を付けて欲しいもの。




トリアシショウマ Astilbe odontophylla ユキノシタ