24, 06. 2012 ジギタリス


前夜からの雨は8時過ぎには上がり、午前中は薄暗かったが、昨日午後は久々に陽光が射した。気温が低く、鬱陶しい日々だった。教室を終え、油絵具の臭気の強いゴミ袋を庭に出しに出た。通路脇に植え込んであるウスユキソウが満開になっていた。花序を上げていたジギタリスが、見頃になって来た。2年草なので、種子が出来たら蒔いておかないと、2年後に花は見られなくなる。白い花が佳いので多めに蒔いておくのだが、赤紫色の種が強く、家の西側は何やら賑々しい。






掃除を済ませて仕事の段取りを付け、2時少し前に散歩を兼ねた買物に出かけた。北西を廻って、スーパーへ行くことにする。サクランボの実が大きくなり、色付いて来ていた。北の沢に近い住宅街の道路が、白くなっていた。花期を過ぎたオオデマリが、花弁を散らしていた。三番通りを越えて、北の住宅街に入る。キウイはどうなったかと、見に立寄る。茶色の外皮が僅かに割けて、淡い黄緑色の花弁が覗いていていた。来週末には、花が見られるだろうか。






風も弱く、日射しが暖かく感じられたので、四番通りに足を延ばした。農場の土手に、ガガイモが出ていた。四番通りを東へ戻る。ハリエンジュは満開となり、花弁が散り始めていた。キタコブシのある木立へ入る。何の樹だろうか。大きな莢を数多く付けている樹があった。気温が低く風も強かったので、暫く四番通りは歩いていない。花の時期を見逃してしまった。通りへ戻り、東へ進む。歩道の真ん中に、シロバナシナガワハギが
出ていた。近くに背丈が大分大きくなったシロバナシナガワハギが繁茂していた。ヒレハリソウの姿もあった。








盲学校の角まで戻り、坂道を少し下りて北の原野を見渡す。道路脇の草が刈られて葛の葉も刈られていたが、側溝の奥には三葉の葉が数多く見られた。今年も花が楽しめそう。その奥の畑には、昨秋蒔かれた雑穀が穂を上げていた。東側の玉葱畑では、農作業が行われていた。北西の山並みには、厚い雲がかかっていた。





ジギタリス Digitalis purpurea ゴマノハグサ科 キツネノテブクロ