14, 05. 2012 クロフネツツジ


相変わらず強く冷たい北風が吹いたが、昨日は晴れ間が長く続いた。洗濯機を仕掛け、溜った雑用を片付ける。一段落して庭に出た。セグロセキレイがひょこひょこ庭を歩いていた。此の鳥は良く地面を歩き廻る。オキナグサが葉を広げ、蕾を持ち上げていた。屋根からの落雪で最も芽が出るのが遅れていたヤマシャクヤクの蕾が、大きくなっていた。クロユリの蕾が色付いて来た。






前日数輪花を開いたクロフネツツジが、見頃になって来た。花の径は5cm程ある。色が優しいので、派手さは感じられない。父が鉢植にしていた株をあと二箇所に地植えにしてある。




和紙を成形する折に支えに使用する容器を買い足そうと出かけた。風が強く、ゆっくり散歩を楽しむ感じではない。少し南東を廻って行くことにした。昨年楽しませて貰った住宅街の中にある畑では、もう作業が進んでいた。ビニールの覆いが掛けられてあるのは、種子が蒔かれているのだろうか。東の沢に接する公園のホウノキの葉が大分開いていた。




沢に沿って北へ向う。緑が増して来た沢は、月末位までが最も美しい時期かも知れない。三番通りに出ようとして、雪に枝を捉えられていたサクランボが花を咲かせているのに気付いた。枝折れの被害は少なかった様子。三番通りを西へ戻る。歩道際のマルメロを間近に見られた。葉裏に白い繊毛が出ていた。100円ショップで、大きなプラスティック製のメガフォンを2つ買い求めて戻った。藤の蕾が伸びて来ている。優雅な花に似合わず、蕾は中々逞しい。







今朝は雲が多いが、西の空が晴れている。吹き荒れていた風がぴたりと止んでいる。クロフネツツジは、花の数を増して来た。庭の春のピークが間近い。


クロフネツツジ Rhododendron shlippenbachii ツツジ