22, 04. 2011 エゾエンゴサク - 2 -


漸く暖かくなるかと期待していたが、寒気がまた流れ込み、昨日は薄暗く小寒い一日となった。朝方の雨は間もなく上がったが、ねっとりと頭が痛くなる様な曇天。庭仕事をする気分にはなれず、陶筥の削りを進めた。

前日購入出来なかった煙草を買うついでに、中央の沢の土手のエゾエンゴサクを見て来ることにした。時折雲の合間から薄日が射すが薄暗い。沢を渡って、土手へ向った。未だ花序は屹立していなかったが、青い花が点在していた。透明感のある美しい青。沢の北へ伸びる斜面にも、多くの株が見受けられたが、未だ蕾の状態だった。暫くの間、青い花を楽しめそう。






駅前のスーパーで買物を済ませ、沢の西の遊歩道を北へ向った。二番通りを越えて、北の沢の西の遊歩道に入る。もうすっかり雪は融けて、歩き易い状態になっていた。遊歩道の中程にある大きなキタコブシは、開花間近になっていた。殻が割れて、白い蕾が見えている。暖かい日が続くと、来週半ばには花が見られるかも知れない。




三番通りを東へ戻ろうとして、四番通りのキタコブシを思い出した。昨年は、こちらが先に開花している。農場の土手で、出たばかりのツクシを見付けた。花の径が3mm程のノハラムラサキも見付けた。





四番通りを東へ戻る。こちらのキタコブシも白い蕾が覗いていたが、開花は北の沢の方が早そうだった。来週開花状況を見て、錦山天満宮で見付けたキタコブシを見に出かけることにしよう。




今朝も曇天。昨夜降雨があったらしく、敷石の溝が黒くなっている。夕刻からは雨の予報が出ている。うららかな春は、中々やって来ない。


エゾエンゴサク Corydalis fumarifolia ssp. azurea ケシ科
ノハラムラサキ Myosotis sylvatica ムラサキ科