06, 06. 2010 オキナグサ
朝方の雨雲が10時前には切れ、昨日は久々に時間を追うに従って、好天となった。雨の後だけに、青空が澄んで美しい。気温も少し上がって来て、教室の最中に火を止めた。換気扇はかけているのだが、筆洗のオイルの匂いが酷いので窓を開けてみたが、寒くはなかった。
南東の角で、ハナカイドウが咲き出した。ケンタウレア モンタナも咲き出した。エゾゴゼンタチバナが1輪開いていた。この種も、株分けをしたら旋毛を曲げ、昨年は花を付けなかった。今年は芽数も増えて、威勢が良い。
オキナグサが次々と蕾を上げて咲き出した。余り日持ちの良い花ではないが、次々と開いてくれるので、賑やかになって来ている。この種も、株分けを嫌う気難しい植物。
アトリエの床を磨き、仕事の段取りを付けて、北東にあるスーパーに買物に出かけた。帰りの荷物が重くなりそうなので、往きがけに東の沢へ向い、沢伝いに北へ向う。樹々が緑を深める中で、枯れ木の様に見えていたハリエンジュが葉を広げ始めていた。先日、サワグルミではないかとコメントを戴いていた樹の花は、茶色に変じていた。もう少し早ければ、赤い花が見られたかも知れない。
蔦の多い沢なのだが、僅かな間に蔦も緑を纏い、量塊を増していた。ヤマブドウは確認出来ていたが、他にも種類がありそう。開花を期待していたホウノキは、未だ少し早かった。
住宅街を西に戻り、スーパーの傍の公園の窪地に下りる。コンロンソウが咲き広がっていた。大きなオオアマドコロ、細い茎に白い小さな花を付けたイブキゼリが、林立するコウライテンナンショウの間を埋めていた。イブキゼリは植えた覚えはないが、庭にも飛んで来て良く増える。
買物を済ませ、住宅街を南西に戻る。白いライラックが満開、紫色のライラックが見頃になっていた。
オキナグサ Pulsatilla vulgaris キンポウゲ科
ハナカイドウ Malus halliana バラ科