16, 08. 2021 実りの季節へ
昨日は雨こそ降らなかったものの、陽のささぬ薄暗い1日となった。第二次大戦の終戦記念日で、記念日式典の様子や日本が大戦に突入する前段階の状況が、報じられていた。就学以前で幼かったのと、旧満州に住んでいたこともあって、当時の世界状況を知る佳い機会だった。
洗濯機を仕掛けて、散歩に出かけた。南の住宅街の桃の樹の袋を掛けられていない実が、色付き始めていた。庭の手入れをしていないお宅では、塀からオオアワダチソウの花が出ていた。庭先に植えられたミニトマトに、黄色い実が成っていた。南の住宅外のサルナシも生りが良く、大きくなっていた。
進路を北に変え、春楡の公園に入る。南西の入り口側の栗が、数多くの毬を見せていた。トチノキの花序には、各々1つだけ実が残っていた。公園を東に通り抜け、日時計のある公園手前の陸の小屋を覗く。陸の姿はなかったが、鳴き声が聞こえる。見渡すと、家の脇の草むらから吠えていた。
日時計のある公園を通り抜けて、1番通りを西へ戻る。小学校北側の造成地は、殆ど出来上がっていた。歩道脇の庭で、ギボウシが咲き始めていた。フジから、長く厚みのある実が下がっていた。1昨年の秋の終わりに出来上がった住宅は、家の前は手付かずの状態だったが、塀を回し、車の置き場と菜園が設られていた。
今日も雨の心配はなさそうだが、空一面に雲が広がっている。列島南部は前線が停滞して、雨が降り続いているのが気に掛かる。