29, 06. 2020 柿の花咲く
分厚い雲で頭を抑えつけられる様な、苦手な天候が続く。洗濯機を仕掛け、灯りを点けて手仕事の続きをする。昼食後少し雲が高くなったので、散歩に出かけた。玄関の植え込みで、ガクアジサイが咲き始めていた。
南の住宅街を進む。柿の実に、袋が掛けられていた。すぐ下で、花弁が複雑に割れたマーガレットが咲いていた。人間は、不要なことをする。昨年良く実を付けた栗の樹が、紐の様な花序を下げていた。
鉄道林前の道に出る。沢から伸びて来たオニグルミの実は、実の重さの所為か強い風の所為か、寝そべっていた。昨年は空き地の儘だった宅地に、もう住宅が建ち上がっていた。最近は、覆いに建設業者の広告が出ていて、面白い。金属のアーチに絡まったサルナシに、花が咲いていた。
飴の後なので公園はよして、住宅街を北西に戻る。ホタルブクロが咲いていた。シランに交じって、エゾキスゲが咲いていた。柿の樹の葉陰で、花がき始めていた。
今朝は、昨夜来の雨が降り続いている。初夏の佳い季節の筈なのに、今年の6月は低温で、日差しが少なかった。スカッと晴れる空が待ち遠しい。