10, 04. 2019 雲を載せた山並
昨朝の雲は次第に高くなり、11時過ぎには雲間から陽が洩れて来た。昼食後十分な陽光で、最後の明度の低い絵具を施す。絵具の容器と刷毛を洗い、散歩に出かけた。よく晴れているので、山並みを見て来ようと、北西へ向かう。サクランボの芽に、桃色が感じられた。
石に囲まれたフクジュソウの花序が伸びて、花が開いていた。シラカバ公園傍のガマズミを見上げる。赤みを帯びて芽が、膨らんで来ていた。公園北に聳えるキタコブシの芽が、白く光っていた。
3番通りを渡り、北の住宅街に入る。梢が量感を持ったポプラが、黄緑色に光っていた。期待した山並みは、頂に雲を載せていた。青空を背景にした、すっきりした姿は中々見られない。少し西へ足を延ばし、キウイを見上げる。円い芽が一回り大きくなっていた。
東へ戻って、黄色味を増したレンギョウを見上げる。そろそろお終いかとマンサクを見に立ち寄ったら、未だしっかり花を付けていた。
モミジの細く赤い枝が光る。未だ芽は目立っていなかった。南向きの庭に、子供の頃ゴスンアヤメと呼んでいた花に似たアヤメが咲いていた。花は大きいが、背丈は五寸に満たない。三寸菖蒲といったところか。
今朝は早朝からよく晴れている。最高気温は12度の予報で、久々に二桁になる模様。