18, 12. 2017 朽ちた柿の実


昨朝散らついていた雪は間もなく止んで、薄紙を剥ぐ様に少しずつ明るくなり、やがて青空が広がった。洗濯機を仕掛け、自室の片付けをする。正午を過ぎると、風花の雪が散ら付き始め、間もなく空が暗くなる程雪が降り始めた。朝方の雪より結晶が大きく、積りそうな雪だった。

1時半を過ぎて降りは弱まって来たので、歩いて来ることにした。玄関前の階段には、10cmを超える雪が積っていて、先ず雪掻きをしてから歩き始めた。足跡を辿って、歩道を南へ向かう。南の住宅街の平屋は、出来上がっていた。木材を基調にした外壁が佳い。イチイに架けられた柿の実とホオズキが、未だ残っていた。南へ廻って柿の樹を見上げて驚いた。佳い色に色付いていていた実は朽ちて凍り、凄まじい色を見せていた。通りを西へ向かう。もう一軒柿の樹があるお宅の東で、新築工事が始まっていた。こちらの柿の実も、朽ちてしまっていた。







道の突き当りに、ケヤキが聳えている。何時もはこの緑地帯を通るのだが、日曜日とあって遊歩道を通る人も少なかろうと、手前の住宅街の枝道を北へ戻った。東町公園へ着く頃、雪の降りが酷くなった。公園西の保育所の軒先の氷柱が伸びていたが、医師の住居の氷柱は、落とされていた。





雪は3時過ぎまで降り続き、また青空が広がり始めた。今朝も浮雲は多いが、青空が広がっている。