08, 04. 2017 庭にも春が


昨朝の雨は8時前には上がったが、分厚い雲は中々開けなかった。11時を過ぎて、漸く雲間から薄日が射し始めた。午後は晴の予報が出ていたので、手仕事をしながら陽が射すのを待った。昼食を終える頃には、青空の領域が広がって来ていた。残っている絵具で一仕事進め、散歩に出かけた。

暖気と雨で,屋根からの落雪は随分融けて減っていた。風が強く、前日より8度近く気温が下がっているので、寒く感じた。幹線道路は強い風が吹き抜けるので、住宅を風除けにして歩く。キタコブシの冬芽が、膨らんで来ていた。雪は融けた地面には、水分を吸った七竃の実が散乱している。南の以前は農家だったと思われるお宅にも,福寿草が咲いていた。更地となった住宅地には,蕗の薹が数多く芽を出していた。






手袋を嵌めて出て来なかったのが失敗で,手が冷たいので戻ることにした。前日大通公園で見かけたライラックの様に,団地のライラックも芽が緑色になっていた。東町公園の雪も随分融けて,草地が見えていた。小学校のグラウンドの西の,巨大なヤドリギが、黄ばんで見える。花芽が出ているに相違ない。七竃に寄生したヤドリギを見上げる。未だ開花には至っていなかった。週が明けたら,国道の南へ足を延ばそうと思っている。






家へ戻って,内庭に出てみた。福寿草は次々に芽を出すが,中々開かない。南の額紫陽花の手前で,ツバメオモトが枯れ葉を突き破って太い芽を見せていた。数が少し増えたのが嬉しい。6時少し前に,3階の窓から北西を眺めた。日の入る位置が,随分北に移動していた。




今朝は曇空で,強い風が吹いている。気温は一桁に逆戻りとの予報が出ている。手袋を嵌め忘れぬ様にして、出かけなければならない。