30, 09. 2014 エゾトリカブトの群落
鱗雲が大きく広がり陽が射さなかった昨日午後、通院の為に札幌へ出かけた。バスと地下鉄を乗り継いで、西へ向う。2週前には枝に付いていた団栗が、皆落ちていた。街路樹のトチノキの葉が、周辺から枯れ始めて反り返っていた。
何時ものことながら、待合室は混雑していた。問診を終え、薬を受け取るまでに2時間を要した。日が西に傾き始めた中を、東へ向って歩く。先日賑わっていた大通公園の催しは終っていたが、テントや椅子などの片付けで通り難いので、11丁目から北へ向った。植物園の西の塀に沿って歩く。鉄製の塀の間から、紫色のエゾトリカブトの群落が見えて来た。200m近く群落が続いている。少し花期が遅く、実を付けている株もあった。此の時期此処を歩いたことが無いので、嬉しい出会いだった。
駅前に戻り、手仕事に必要な小物を買い求めて戻る。最寄りの駅に着いた頃には、陽は落ちて暗くなっていた。この先日暮は益々早まる。次回通院の折には、病院を出る頃には、陽が落ちているに相違ない。昨夜細い付きが見えていたが、今朝は雲なく良く晴れている。気温が下がって、頗る寒い。