04, 06. 2013 コウライテンナンショウ


前夜からの雨は7時過ぎには上がったが、昨日は気温がかなり下がった。関東地方が4月から予想外の夏日、真夏日の到来で気温の高い日が続いていたので、見合わせていたアミガサユリを送ることにした。梅雨に入った様子なので、根付き易いと思われる。アミガサユリを掘り上げ、ついでに余り生育が良くないと書状に書かれていたシラネアオイも掘り上げた。コウライテンナンショウが、庭の彼方此方で鎌首を持ち上げていた。夏を感じさせる野草。アマドコロも背丈を伸ばし、白い花を付けている。西側のヤグルマソウの葉は大分緑色に変じ、花序を上げていた。オダマキが青味の強い紫色の花を開いていた。日持ちは良くないが、初夏らしい佳い花。






先日、籠を編まれるK氏がされていた様に、箱に小窓を開けて植物を動かぬ様に固定する。中に同封する書状を作成し荷造りを終えたら、もう正午近くになっていた。午後一仕事終えて、郵便局へ向う。郵送し終えて、午前中随分時間を取られたので、南東を小さく廻って戻ることにした。蔦が2階の庇まで届いているお宅があった。蔓ものがお好きらしく、玄関前にはモンタナが巻き付いていた。もう蕾が上がって来ていた。




介護施設の南の道を通る。以前は道営アパートが建っていた広い敷地の東側は、未だ空地になっている。残されている樹木に、トウグミの花に良く似た花が咲いていた。花はトウグミよりも一回り小さい。住宅街の中の畑の前を通る。前日が日曜日だったので、畑仕事が進んでいた。





住宅街の中の公園の北側の名称不明の大木が大分葉を広げ、強い風に揺れていた。東の沢手前の公園ん尾法の樹を見上げる。大きく広げた葉が風に揉まれていた。花弁は見えているが、未だ開花していなかった。住宅街を適当に折れ曲がりながら、北西へ戻る。昨年蕎麦を植えてあった畑の前に出た。向日葵が植えたあった場所には、胡瓜と思われる野菜が植え込まれ、蕎麦が植えてあった地面は空いていた。今年は何が植えられるのだろうか。





白いライラックが半を開き始めていた。近年赤味の強いライラックが増えているが、従来の薄紫色や白い花の方が佳い。藤の花序も伸びて来ていた。例年なら今月半ばに満開になるのだが、開花は遅れるかも知れない。出かける前に施した陶土入りの礬水が乾いていて、仕事を進めることが出来た。



朝方は雲が多かったが、8時を過ぎて青空が広がって来た。気温はかなり低い。サイズが大きくなったメビウスの輪に、モデリングする作業が続く。