03, 06. 2013 初夏の日射し


5月半ばまで気温が上がらず、愚図ついた天候が続いていたのが、一気に初夏の気温と日射しになって、庭の植物達は遅れを取り戻すかの様に動きが著しい。昨日も朝方は曇っていたが、8時を過ぎて晴れ上がった。洗濯機を仕掛けて、植え込んだ植物に水を撒く。何れも葉がぴんとして、根付いてくれた様に思われる。

花序を上げていたノビネチドリが、咲き始めた。1株だったものが、自然発芽して3株になった。写真手前の株が親株で、奥の株と上の写真は自然発芽した株。10m以上も飛んで、内庭に発芽した株が威勢が良い。ユキザサも花を開き始めた。地下茎を延ばして増える植物で随分増えたが、此の花を見たいので食用にする気にはなれない。白い芽を出していたオキナグサも花を開き始めた。此の種も、株分けよりは自然発芽に頼った方が良い。庭の外周で、コンロンソウが花を開き始めた。優しい風情の野草だが、地下茎を延ばして増えるので、手前に伸びて来ない様にするには、結構手がかかる。







移動で少し亀裂が入ったスパイラルの手直しをして、サイズの大きなメビウスの輪に着手した。先に作ったものより幅が20cm程広いが、全体の大きさは2倍以上になる。2時少し過ぎに、散歩に出かけた。空の青は幾分弱まったが、前日と余り変わらぬ程気温は上がっていた。南西を廻って来ようと、住宅街を西に進む。インド林檎が花を開き始めていた。南へ進み、東町公園の欅を見上げる。もう葉が繁り、花は終ったのか、小さな実の様なものが出来ていた。





公園を通り抜け、一番通りを西へ向う。不思議な花を付ける忍冬を見に立寄った。もう2段目まで、蕾が形成されていた。中央の沢の東の遊歩道を北へ戻る。新たに作られた池に近い遊歩道に入る。樹々の影が心地良かった。地面はマイヅルソウが埋めている。ヤエムグラも花を付けていた。眩しい程の新緑の中で、鳥が葉を啄んでいた。ヒヨドリよりは少し小型で、首の周りが白く見える。少し距離があり過ぎて良く確認出来なかった。







北の沢の遊歩道に入る。長い間楽しませて貰ったヒュウガミズキは花を落とし、葉を広げていた。昨年花を付けなかったトチノキに、花序が上がっていた。今年は花や実を楽しめそう。沢を離れ、住宅街を東へ戻る。家々の庭は、春の花で彩られていた。



夕刻から雲が増え始めた。今朝は昨夜来の雨で、敷石が濡れている。アミガサユリを東京の友人に送ることにしよう。