24, 03. 2020 雪を融かす雪
前夜から降った雪は、8時過ぎには融けてしまった。鶴岡出身の現代華道作家が、「春の雪は、雪を融かす雪」と話してらしたのを、思い出した。雲間が開け、南東には青空も見えて来た。1時半過ぎに、駅前のスーパーに買い物に出かけた。気温が6度まで下がる予報だったので、しっかり着込んで耳掛けも使用した。
家の1本南の新築現場では、壁が建ち上がっていた。西へ向かい、ハナズオウを見上げる。きっちり固まっている蕾が開くのは、何時のことになるのだろうか。石塀の前に、フキノトウが出ていた。
南西へ向かい、中央の沢の池を見下ろす。水面が広がっているのを期待したが、僅かに広がっただけで、前夜の雪を載せていた。沢の西の遊歩道は、未だ雪が完全には溶けておらず、アスファルトの出た歩道を歩いた。
買物を済ませて、鉄道林前の道を戻る。1月から工事が進んでいた住宅の覆いが取り外されていた。東町公園に続く、緑地帯の遊歩道に入る。何の樹だろうか。枝先が白く光っている樹があった。東町公園の雪も、大分融けていた。住宅街を北東に戻る。日当たりの良い庭には、猪首のフクジュソウが散見された。
今朝は、青空が広がっている。今日の最高気温は5度と、春は足踏み状態。