12, 03. 2019 陽の射さぬ日

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日中雪こそ降らなかったものの、昨日は陽の射さぬ薄暗い一日となった。本を読んで過ごす。1時半過ぎに、散歩に出かけた。風が凪いでいるのが幸いし、余り寒さは感じなかった。

 

殆どアスファルトが出た歩道を、南へ向かう。公団アパート前のレンギョウの息が気は、遠方から黄色く霞んで見えていた。昨秋剪定を受けて、進行が遅れている。南の住宅街の桃ノ木を見上げる。冬芽の先端に輝く筈の黄緑色が、沈んで見えない。

 

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直ぐ近くの角地では、重機が建材を下ろしていた。もう土台が出来上がっていた。東町公園に続く緑地帯は、雪解けで歩き難くなっていたので、住宅街を北へ戻る。サクランボの冬芽が、桃色に色付いていた。

 

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彼方此方で雪を割る人々の姿が見える。前日日曜日の作業だろうか。家の周囲の雪を、全て掘り返し砕いているお宅があった。春が待ち遠しいのが、感じられた。

 

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花芽が見えるジンチョウゲが、雪の中ら現れていた。写真を撮ったら黒々と映った仕舞ったので、4日前に撮った写真を載せた。矢張り雪に埋もれていた鉄柵に絡んだサルナシも姿を現し、円く大きな芽を見せていた。

 

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昨夜の雪が3㎝程積もった上に、先刻から雨が降り始めている。家の壁に接して積もっていた雪は、かなり後退している。今週は望めそうにないが、明るい春の光が待ち遠しい。

 

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