16, 11. 2017 季節外れの花

気温が急降下した昨日は、７時半過ぎから牡丹雪が舞い始めた。地面に落ちると直ぐに溶けて積らないが、中々降り止まなかった。１時半過ぎに、夕食の素材を買求めに出かけた。入手した耳掛も着用し、万全の身繕い。前日まで吹荒れていた風が治まっていたので、体感気温は予想程低くはなかった。

すっかり色の無くなった外界に、季節外れの花の姿があった。春早いエゾムラサキツツジが咲いていた。初雪の後の暖かさで、開花期を取り違えたのだろうか。ボケも花を付けていた。厳しく剪定されていたので、選定作業が引き金になったものと思われる。夏の花のキンシバイも、咲き残りの花を見せていた。寒さの中、彼方此方のお宅で、薔薇が花を開いていた。

高い樹から下がったセンニンソウを見上げる。花は既に散って、萼と思われる部分が糸の様に伸びていた。漬物の準備だろうか。大きな容器が洗われていた。３番通りを西へ戻る。以前は綺麗だった庭が荒れ、アメリカオニアザミが枯れた姿を見せていた。歩道脇のマルメロの実が、落ち始めていた。佳い香りが漂っていた。

東のスーパーで野菜を買求め、西のスーパーへ向かう。色が失せた中央分離帯で、アズキナシの実の赤さが目立っている。買物を済ませて戻る。全く庭を構わないお宅に庭で、先の住人が植えたガマの穂が弾けていた。

夕刻になって雲が開けて晴間が見えていた。今朝も青空が見えるが、気温が低い。道内彼方此方で、氷点下の気温が予想されていた。