03, 07. 2014 ホテルの前のエゴノキ


真夏日の快晴が続く。暑い中をお出かけ頂くので、会場での朝一番の仕事は冷茶作り。保存容器に大量の氷を入れ、熱湯で入れた煎茶と紅茶を夫々の容器に注ぐ。熱湯で入れた煎茶は苦くなる筈だが、氷で急冷すると苦味は失せ、僅かに甘みも出る。紅茶も同様。この方法で作った冷茶は、時間が経っても濁りが出ない。もう20年来,毎日飲む夏の飲物。知人は高齢者が多いので熱中症の心配もあり、せっせと供する。

閉廊時間間際に、芸術の森美術館館長の佐藤氏が見えた。2010年の個展以来の再会。話し込んで見送ったら、閉廊時間を大分過ぎていた。風が吹いていて心地良いので、地下鉄の駅に向って歩く。途中にあるビジネスホテルと思われる小さなホテルの前に、ヒョロヒョロ伸びた1本の樹がある。良く見ると、数多くの実を付けていた。実の形状と色から、エゴノキと思われた。殺風景なホテルの前に、何故エゴノキが植えられているのか判らない。以前住宅の庭にあったエゴノキかも知れない。電車の車窓から見た西の空は、もう陽が沈んでいた。





今朝も良く晴れている。そろそろレンゲショウマが開いているのではと庭に出たが、大きくなった蕾は未だ固かった。放射状に寝そべったリシリリンドウの花が増えていた。切って生けぬ内に、ヒヨドリグサは満開状態になっていた。



北上を続けていた台風が東に進路を変え、九州、四国地方が大雨となっている。来週は天候が下り坂の様子。