05, 10. 2009 クジャクソウ


昨日午後からの雨は夕刻には上がり、雲間から十六夜の月が見られた。今日は早くから、級友と小樽へ出向くので、久々の海は、青い海であって欲しい。見事なお茶室と、手入れの行き届いたお庭を拝見するのを、心待ちにしていた。郊外の山の麓にある、ヒマラヤの蒼いケシで有名になった、赤岩園芸にもお連れ頂けるとのこと。こちらも愉しみにしている。

白くポツポツと蕾が見えていたクジャクソウが咲き始めた。残り少なくなった花の副えとして、暫く活躍してくれる。カスミソウとは異なり、動きが出せるのが佳い副え花。背丈が高いシオンも、蕾が色付いて来た。花期が長い花なので、この先暫くは楽しむことが出来る。




長い枝に多くの花を次々に開いてていたコムラサキの花が、先端迄辿り着き、枝の付け根の実が色付き初めて来た。実も根元から順次色付いて行く。やがて実は、艶やかな赤紫色となり、花の時期よりも華やかな様相を呈する。




紅葉が進み、庭の印象が明るくなった。春に紫色の花を付けていたグンナイフウロの葉が、真っ赤に色付いている。ドウダンツツジの葉も色付き始めた。更に赤味を増して,燃える様な色になる日も近い。クロフネツツジの大きな葉も、衣装替えを始めた。そろそろ最後の輝きが見られる。




クジャクソウ  Aster Hybrid キク科
クロフネツツジ Rhododendron schppenbachii Maxim ツツジ
グンナイフウロ Geranium eriostemon var. reinii フウロソウ科
コムラサキ   Callicarpa dichotoma クマツヅラ科
ドウダンツツジ Enkianthus perulatus ツツジ