22, 12. 2018 早い日暮れ


昨朝は前日の晴れ間が残っていたが、次第に浮雲が増えて来た。もう少しで手がけている葬儀用の黒いバッグが仕上がるので、これを仕上げてから賀状に取り掛かることにした。前々日に浅漬けの素材を買求めて来てあったが、生姜が少し不足なので、散歩の途中で調達して来ることにした。

最高気温3度の予報が出ていたが、幹線道路はタイヤの摩擦でとけているが、枝道や歩道は全く溶けておらず、足元で雪が軋んだ。南へ向かい、鉄道林前の1本北の道に入る。仕切りが造られていた場所には、土台を守るテントが張られていた。この通りで、今年3番目の新築工事。中程まで進むと、2番目に施工された家で、引越しの最中だった。辛うじて、新たな年を新しい家で迎えることが出来る。





突き当りの遊歩道に聳えるケヤキの根元には、枝道から押し出された雪が高くなっていた。遊歩道に入り、キタコブシの冬芽を見上げる。秋に愉しんだ実は、朽ちて黒くなっていた。




前日見かけた氷柱を思い出し、氷柱が下がる医院のお宅に立ち寄る。軒先に氷柱が並んでいた。お子さんがいるお宅なのだろうか。玄関前の硝子のフードに、クリスマス用の装飾がされていた。




古くからあるスーパーで、生姜を買い求めて戻る。もう西の空が赤みを帯びていた。今日は冬至。天気予報を見ていたら、昼の時間が9時間と出ていた。秋分の日から、3時間も短くなったことになる。明日から僅かずつ陽が長くなると思うと、気が晴れる。