21, 12. 2018 小さな詩集


時折大きな雲が流れて来たが、昨朝の青空は長く続いた。何時もの事ながら、未だ賀状を準備する気になれない。洗濯機を仕掛けて、手仕事の続きをした。2時少し前に、散歩に出かけた。

戸外へ出ると、西の雲が高かった。気温が下がって、足元の雪が軋む。北西を廻って来ようと、しらかば公園の遊歩道を、北へ進む。長らく空き地だった遊歩道西の宅地では、工事が始まっていた。3番通りを越えて団地の北外れに向かう。北西の山並みは、中腹まで雲に覆われていた。





南北に走る幹線道路を、南へ戻る。雪を運ぶトラックの数が、多かった。離れた位置から、レンギョウの冬芽が黄色く見えていた。開花は未だずっと先なのに、膨らんだ芽が黄色く見える。






住宅街を、南東に戻る。物置の軒先に、細い氷柱が並んでいた。マンサクを見に立ち寄る。冬芽で、梢に量感が出ていた。最も早く開花する花木なので、北西を廻る度に立ち寄る。しらかば公園の遊歩道に西から入って、家に続く車道を戻った。






家に戻ると、嬉しい贈り物が届いていた。詩人の糸田さんの豆本と、小さく折り畳まれたメッセージ。札幌の西の山を写真に納めて、詩を配した素敵な詩集。パラっと捲って、マムシグサと思われる写真に目が留まった。大きな花ではないのに、建造物の様に感じられた。写真と詩を、少しずつ楽しませて頂くことする。



明けて来た空は、よく晴れている。今日は気温が3度まで上がる予報が出ている。