14, 12. 2018 空青く快晴


昨日は、前夜からの晴れが続いた。雪が降った後の青空は、青の色が深く美しい。洗濯機を仕掛け、使用する機会が少ないことを念じながら、葬儀用の黒い小振りのバッグを作る。陽に当たって来ようと、1時半過ぎに散歩に出かけた。積雪の表面がキラキラ輝き、足元の雪は片栗粉の様に軋んだ。

南へ向かい、鉄道林前の1本北の道に入る。殆ど人にも車にも会うことなく、歩けるのが良い。大きくなったネムノキの鞘が、未だ下がっていた。収穫されなかった柿の実は、凍って哀れな姿になっていた。





道の突き当りに聳えるケヤキは、枯れた葉を残していた。葉を散らすタイミングが、遅れたのだろうか。遊歩道脇のキタコブシの冬芽が、白く光っていた。南の住宅街を回り道しながら戻る。2階の稜線の上まで伸びていたキタコブシが、厳しく切り詰められていた。





シダレザクラの枝に、赤みの強い小さな冬芽が出ていた。日当たりの良い位置のイチイから、短い氷柱が下がっていた。気温が低くて、氷柱が伸びない。小学校のグラウンド脇のシラカバの梢が、赤みを増して来た。巨大なヤドリギが黄色く輝くので、ナナカマドに寄生したヤドリギを見上げる。寒さに強いのか実は凍っておらず、透明感を持って光っていた。





漸く明るくなって来た戸外は、新たな雪が降り積もっている。夜明けが遅くなり、今朝の予報では6時59分とのこと。あと1週余りの辛抱が必要。