25, 05. 2018 木陰の道を


昨朝の晴れ間は、夕刻まで続いた。晴れて明るい割には、気温が低かった。洗濯機を仕掛けて、小品に取り掛かる。幾つか使用できそうな結果のものを残して、不十分なものは始末した。午後から札幌へ、買い物に出かけた。南1条の2店舗で絵具と縫糸を買い求め、大通公園へ出た。国道12号線は札幌中心部を走り、北1条と呼ばれているが、北1条の北側に2年以上の工期で、大きなビルが完成間近となっている。背丈の高いビルと、東側の背丈の低いビルは、一部でドッキングしていた。

緑が増えた大通公園を西へ向かう。静かだったのは、テレビ塔前の200mのみ。駅前通りから西は、ライラック祭りのテントと人込みで歩き難かった。人込みを避けて北大通を西へ向かい、植物園の東側に通づる道を北へ向かう。北1条の民放の前の植え込みに、早くもハマナスが1輪咲いていた。白いアミガサユリも咲いていた。この通りの街路樹は、ハクウンボク。蕾が膨らんだ花序を上げていた。






北2条に出ると、植物園の温室が並んでいる。西側の温室の中程に、北側から伸びていた桐が見えていたのだが、2年前に切られてしまった。花も実も、佳い樹だったのに惜しまれる。東側の温室の東に、大きな柿の木が葉を吹いていた。鉄柵に沿って、北へ向かう。鉄柵の間から、池の傍に3本のノビネチドリが見えていた。





気分よく歩いて正門前まで来て、足が止まった。以前は野草や山草を植え込んであった植え込みに、パンジーが並んでいる。大通公園ならまだしも、何故植物園でパンジーを植え込まねばならぬのか、理解に苦しむ。東側の道は樹々の影が出来て、佳い散歩道。白いセリ科の植物が背丈を伸ばしていた。鉄柵から出ているヤマボウシに、小さな総苞片が見えていた。北5条を越えて、高架線南の緑地帯を東へ戻る。自転車置き場になっているが、緑が多くて歩き易い所。駅前で、生花と茶菓を買い求めて戻った。






夕刻までよく晴れていたが、今朝は曇り空。昨日よりかなり強い風が吹いている。今日の最高気温は、17度の予報。歯科医に出かける折は、しっかり着込んだ方が良さそう。