04, 04. 2018 薄暗い一日


前日の快晴が遠い日のことの様に、昨日は雨雲が低く垂れ込め、弱い雨ながら日暮れまで降り続いた。2時過ぎに少し雨脚が弱まったので、散歩に出かけた。南を廻って来ようと、東町公園へ向かう。公園手前の鉄柵に絡んだサルナシの芽が、円く膨らんでいた。

雨も手伝って、公園の積雪も随分消えた。南の住宅街を歩く。塀の前にずらりと並んだ水仙に、大きな蕾が上っていた。水仙は増えるので、塀の前に植えているお宅が多い。この先道の両側は、黄色や白の花の帯が見られる。ひょろひょろと伸びたエゴノキに、昨年の実と葉が残っていた。陽が当たると開くフクジュソウが、皆花弁を窄めていた。






東町公園に続く緑地帯に入る。冬期間雪と氷を載せたままだった平屋の屋根が、雪と氷から解放されていた。勾配が緩いのが原因。遊歩道脇のキタコブシの外皮が開いて、白い花弁が覗いていた。緑地帯を北へ戻る。シラカバ公園傍の更地で、工事が始まっていっていた。1軒分の敷地の半分を使用していた。塀の前に設えられた小さな植え込みに、スミレが花を付けていた。





今日は曇りで最高気温は6度で、夜分には雪の予報が出ている。昨日よりは雲が高く、雲の底に青空が透けて見えている。暗く鬱陶しい天候は、気が滅入る。