13, 02. 2018 寒波襲来


もう立春も過ぎたのに、昨日は列島を寒波が襲来した。日本海側の地方は雪に見舞われ、山形では積雪量が4mを超す地点も現れた。当地も気温が下がり、予報で示された-6度まで気温は上がらなかった。

午後に入って雪は止んで雲が少し高くなって来たので、散歩に出掛けた。晴れていれば赤く見える筈のシナノキの冬芽が、不機嫌な色に見える。南北に通る幹線道路を、南へ向かう。時折雲間から薄雲を通した陽が覗く。未だ排雪作業が済まぬ、南の住区の狭まった歩道を歩く。両側から雪の壁が突き出た住宅街の道は、狭く曲がっていた。





鉄道林前の道の1本北の道を、西へ向かう。昨年末から始まった新築工事が進み、住宅が姿を現していた。東町公園に続く、緑地帯に入る。2年前に完成した平屋の住宅は、屋根の雪が高くなり、雪に埋もれそうな状態だった。軒先の分厚い氷が、気に懸る。屋根は傾斜があって、雪が自然に落ちるのが好ましい。





緑地帯半ばの広場に、運び込まれた雪が高くなっていた。緑地帯を抜け、東町公園の西側の小路を歩く。長く伸びていた保育所の氷柱を切り取っていた。少し北に小学校があり、小学生がよく通る道なので、いたずらに氷柱を引っ張って事故を起こさねば良いがと、気に懸っていたので一安心。白い煙は、保育所の北側を除雪中の雪煙。




小学校のグラウンド脇に聳える、白樺に寄生したヤドリギを見上げる。北の空は、晴れていた。手前のシラカバの尾花と余りの高さで、細部はよく見えない。先日見付けた花芽を付け始めたヤドリギを、見に立ち寄った。ナナカマドの低い枝に寄生していて、つんと尖った花芽がよく見えた。



夕刻になって空が晴れ始めていたが、今朝はよく晴れている。夜分に晴れていたので、気温は頗る低い。今日の最高気温も、-6度の予報が出ている。