10, 01. 2018 大荒れの筈が


大荒れの予報が出ていたが、朝ブラインドを上げると、真青な空が広がっていた。10時を過ぎると浮雲が増えてきたが、空を覆う程ではない。正午前の天気予報を見ると、南の九州でも降雪で、道内は北の地方の雪が酷かった。午後に入って、雲が増えてきたので、降りださぬ内にと、散歩に出かけた。

南の空は、未だ晴れていた。青空に、ナナカマドの実の赤が映える。車が通らぬ遊歩道は比較的歩き易かったが、車道は昨日のタイヤの跡が凍り付いて、歩くのが大変だった。南へ向かい、桃の木を見上げる。冬芽が分離し始めているのを見つけた。





南の住宅街を、西に向かう。暮から正月にかけて、工事が中断していたテントを被っていた新築現場が、テントが取り払われて土台が表れていた。右奥に見える緑色の住宅の角に、実が落ちない柿の木が見えている。歩き難い枝道を避けて、緑地帯の遊歩道を北へ戻る。東町公園脇の保育所の氷柱が、1階の窓まで伸びていた。小学校前の広場にうず高く積まれた雪を、重機がトラックに積み込んでいた。




夕刻になって、また空が晴れてきた。夕刻のニュースで、暮の嵐で姿を消した留萌の灯台が、海の底に沈んでいるのが見付かったと報じられていた。