20, 09. 2017 国道の南へ


台風は通り過ぎたものの、昨日は目紛しく天候が変化した。朝食後直ぐに仕事に取りかかったが、間もなく雲が陽を遮り始めた。仕方なく、庭仕事に取り掛かる。先日切り詰めておいたナツツバキの枝をゴミ袋に詰め、集荷場所に運ぶ。7年程以前に,西隣のご夫婦の提案で、西側と南側の生垣の落葉松を除去して頂いたのだが、何故か南側に1本残されてしまった。とても根を掘るのは大変なので、毎年切り詰めている。切り詰めた枝をゴミ袋に詰めて、これも集荷場所に運んだ。

家に入って間もなく、大粒の雨が降り始めた。1時を過ぎて、空が明るくなり雨が止んだので、散歩に出かけることにした。南西には青空も見えていた。南北に通る幹線線道路を、南へ向かう。跨線橋に続く坂を上ると、鉄道林の下はツリフネソウが未だ咲いていた。国道を越えて、酪農学園の敷地に入る。東の牧舎の傍で、牛が草を食んでいた。正門から南へ鉄線が張られ、葡萄が絡まっていた。看板が出ていて、ワインの原料となる葡萄とのことだったが、未だ実は見えなかった。





国道と平行に走る道を、西へ向かう。ハリエンジュが主だった街路樹が切られてしまっていた。玉蜀黍は残っていたが、麦は既に収穫されていた。南の斜面の奥に、原始林の北端が見えている。道路脇のエゾノコリンゴが、実を赤くしていた。愉しみにしていたニワウルシが剪定され、無惨な姿になっていた。テニスコートの北側の樹々も、切り詰められていた。







道立図書館の南の空地へ入る。図書館の南には、ズミの樹が並んで、赤い実を見せていた。この小さな実はヒヨドリの好物らしく、大きなエゾノコリンゴは全く食べられない。中に1本、白い莢を見せている樹があった。どの様な花を付けていたのか判らない。南側の草地の中央に、大きく枝を広げたズミがある。ヤドリギを見ようと、樹下へ入る。実は出来ていたが、未だ色付いてはいなかった。時折雨粒が顔に当たっていたが、南の青空が広がって来ていた。







道立図書館の前庭に入る。西角のオニグルミを見上げたが、実は見えなかった。それもその筈、下の叢には実が多数転がっていた。写真の数が増えてしまったので、帰り道の様子は、明日の日記に廻す。