19, 09. 2017 台風一過
昨朝日記を更新し終えてTVでニュースを見たら、台風18号は渡島半島に接近していた。道南の函館や白老、日高山脈の東の大樹などが、既に荒れている様子が報じられていた。本道に上陸した台風は、北北東に進む。雨は小止み無くなく降っていたが、風は殆ど吹いていなかった。正午のニュースで、道南の被害の様子が報じられていた。
仕事もならず手仕事をしていたが、1時半を過ぎて手元が明るくなった。戸外を見ると雨は止んで、雲が開け始めていた。夕刻迄雨の予報が出ていたので、晴れている内にと、散歩に出かけた。雨が降っている間は凪いでいた風が吹いていた。落葉が増えたナナカマド公園を西へ抜ける。南西の空が明るくなり、青空が覗き始めた。遠回りしても大丈夫と、西へ進む。ジョウロウホトトギスが開き始めていた。MIXY友のHさんが、庭のジョウロウホトトギスの葉が枯れてしまったとコメントを寄せられていたが、此処のホトトギスも葉先が枯れていた。
北の沢の遊歩道を、南へ戻る。トチノキの実が、殆ど落ちていた。割れていない実を拾う。ヤマブドウの葉が、佳い色を見せていた。キヅタが咲いているのではと、住宅街を東へ戻る。白い花を想像していたが、薄緑色の殻が開き、黄色い雄しべが見えていた。
青空の領域が広がって来た。紅葉の枝先に、花の様に赤い莢が下がっていた。家に入る前に、アトリエから見えていた植込みのタカクマホトトギスを写す。数カ所にうえてあるので、暫くは楽しめそう。拾って来た栃の実は、今年も大きかった。
列島を縦断した台風は、夜半には温帯低気圧となって樺太へ抜けた。今朝も浮雲は多いが、青空が広がっている。