16, 07. 2017 シナノキ開花


異常気象と思われる暑さが続く。昨日は帯広の最高気温が37度を超え、全国一の高温となった。当地も少し気温は下がったものの、33.5度とうんざりする様な暑さ。窓を開けても、期待程は風が入らない。教室を終えてアトリエの床を磨き、中々仕上がらない作品を水張りした。薄手の長袖のブラウスを日除けに着て、夕食の素材を買求めに出かけた。

所々、開花が始まったシナノキの街路樹を見上げながら、南へ向かう。オオバボダイジュの花より一回り小さく、花弁が細い。南の住宅街を、東へ向かう。ヤブカンゾウが咲き揃い、開き切ったラベンダーで、キアゲハが吸飲していた。先日小さな花序を見せていたノブドウを見に立寄る。数年見上げていたノブドウは、花序が出ていたのに引き千切られていた。がっかりして、南へ向かう。大きなマルメロのあるお宅の庭木に、ノブドウらしき蔦を見付けた。切られてしまった蔦より量が多い。今年は此処で、青い実を愉しむことにしよう。







花が終ったエゴノキに、小さな実が下がっていた。北東へ向かい、咲き始めたニワウルシを見上げる。沢を背にしたお宅の物置の壁に、ここ10年程フウセンカズラが植えられていた。今年も竹が組まれていたので、そろそろ花が掻く頃かと寄ってみたが、異なった植物が伸びて来ていた。白い花と、紫色の花が見えていた。野菜は全く判らないが、豆の様な感じがする。右手に細い蔓が伸びていて、これはフウセンカズラかも知れない。







東のスーパーで野菜を買求め、西のスーパーへ向かう。裏手へ廻ってみたが、北西は雲が多く、山並みは見えなかった。買物を済ませて店舗を出る。店舗は冷房が効いていて心地良いが、戸外へ出るとギャップが大きくて閉口する。中央分離帯の大きな数本のシナノキは、未だ花が開いていなかった。直ぐ西のオオバボダイジュは、満開状態だった。




今朝は薄雲が広がっているが、青空が透けて見えている。風が強いので涼しいが、先刻から陽が射し始めた。そろそろ一雨降ると、植物も人間も、ひといきつけるのだが・・・