27, 06. 2017 僅かな晴間に
肌寒く、薄暗い日が続く。昨日も午前中は全く陽が射さず、10時過ぎには雨が落ちて来た。仕事もならず、手仕事を進める。午後に入って、少し雲が高くなって来たので、散歩に出かけた。玄関前の植込みの、富士の滝という額紫陽花の装飾花が、白くなっていた。庭の紫陽花の中では、最も早く開花する。
南へ向い、桃の樹のあるお宅を目指す。桃の樹の手前の樹が、ピンクの花を咲かせていた。何の花だろうか。桃は驚く程実の数を増やし、実も大きくなっていた。桃を見る様になってから、最も実の数が多い。
強い風が雲を運んだのか、雲が開けて陽が射して来た。鉄道林前の道に出る。窪地を白く彩っていたセリ科の植物は花期を終え、茶色く朽ちた花序を見せていた。サワシデが白い花を見せていた。オニグルミの実が膨らんで来ていた。
柵に絡まったアケビの葉裏を覗き込むが、あれ程良く花を付けていたのに、実らしきものが見当たらない。東へ向い、サルナシを見上げる。蕾が大きく膨らんで来ていた。直ぐ傍に、素敵な花が咲いていた。葉も花も形が佳く、色も佳い。何の花だろうか。切り花にも向いていそうな種。
家に戻って仕事をしようと、住宅街を北西に戻る。昨年は良く実を付けていたグミの樹を見上げる。今年は実の数が少なかった。もう家が近くなる頃、また雲が厚くなって来た。晴間は長続きしなかった。