23, 06. 2017 雨模様の一日


南から北上して来た低気圧の影響で、昨日は小雨が降り続くすっきりせぬ一日となった。午前中は雨脚が強かったが、午後に入って雨脚が弱まった。2014年に個展を開催したギャラりー創で開廊10周年の催しの案内が来ていたが、夕刻からの会なので失礼してお酒を届けて来ることにした。

地下鉄の中島公園駅を出ると、傘をささなくても歩ける程に、雨は弱まっていた。公園を西へ通り抜ける。大きなニワウルシには、昨年落ちなかった実が未だ残っている。実が残っていない樹を見ると、放射状に伸びた葉の中心に花序が出ていた。鴨鴨川は水嵩が増し、茶色く濁っていた。先日前を通った折に咲き始めだったエゴノキは、満開を過ぎて地面を白く彩っていた。






画廊近くの店舗でお酒を調達して、画廊へ向かう。若手の5名の作家によるグループ展が開催されていた。僧侶でもある版画家の作家に,久々に会った。京都で個展を開催したと、写真を見せて頂いた。以前のエッチングの作品よりも、佳い作品だった。画廊を仕切るSさんから、10年分の記録の小冊子を渡された。すっきりした編集で、佳い記録周だった。




会場を辞して、市電で市の中央に戻る。大通公園ハクウンボクは、小さな実を見せていた。ユリノキは花の数を増やしていた。日射しがないのが惜しまれる。数多くのテントが並んでいたが、かなり西のテントは未だ準備中で、園芸市の準備と知れた。





公園を離れて、北へ向う。道庁の池は、スイレンが花の数を増やしていた。バッグに折畳みの傘を入れていたが、何とか使用せずに駅前まで戻ることが出来た。革の帽子は、僅かな雨の折には都合が良い。駅前で,生花と茶菓を買求めて戻った。



日暮れまで雨は降り続いていたが、今朝は止んでいる。今日は晴の予報が出ているが、雲は低く厚い。