09, 06. 2017 百合の木開花


昨朝の強い雨は、10時を過ぎて上がった。雨は止んだものの分厚い雲が垂れ込めて、鬱陶しい程薄暗かった。洗濯機を仕掛け、灯りを点けて手仕事をする。午後から、2つの個展を廻って来ようと、札幌へ出かけた。

最初は先年個展を開催した、ギャラリー創へ向かう。地下鉄の中島公園で下車し、公園内を歩いて水天宮に通ずる橋を渡った。鴨々川には、マガモが泳いでいた。小さなお宮の水天宮を抜けて、南9条通りに出る。個展の折何度も見上げて通ったエゴノキに、蕾が見えていた。






和服地や袋物などの小物が、程良く並べられていた。陶芸をされるお姉さんも、会場に出て手伝っておいでだった。お茶の用意をされそうになったので、もう1軒廻る所があるからと、お断りする。何処へと聞かれ、以前お姉さんが個展をされた会場であると告げたら、とんでもないことが判った。何と水曜日と木曜日が定休日とのこと。無駄足は踏まずに済んだが、もう一度出かけて来なければならないことになった。




会場を辞して、仕方なく北へ向って歩く。繁華街の裏通りを抜けて、南1条の東急ハンズに立寄った。買物を済ませて、大通公園へ向かう。ビルの前の植込みのフッキソウに、突起が見えていた。これは種子なのか蕾になるのか、良く判らない。満開だったトチノキは花を落とし、花の跡に丸い実が見えていた。ユリノキに蕾が上がっていた。陽当たりの良い梢の方に、開花した花が見えていた。来週あたりは満開になっているかも知れない。






公園を離れて、北へ向う。街路樹のハリエンジュは少し散り始めていたが、未だ花は見ることが出来た。南2条通りを東へ向かう。街路樹のハクウンボクが、花盛りだった。道庁の南門から、構内に入る。南の池のスイレンが、咲き始めていた。




道庁の構内を抜ける頃、雨が時折顔に当たる様になった。小さな折畳み傘はバッグに入れて出かけたが、使用せずに戻ることが出来た。今朝も風は強いが、空は真っ青に晴れている。