24, 05. 2017 花蘇芳開花


肌寒く、陽が射さぬ日が続く。昨日も19度の最高気温予報が出ていたが、気温はそこまで上がらず烈風が吹荒れた。仕事もならず、灯りを点けて手仕事をする。1時半過ぎに手仕事にも飽きて、散歩に出かけた。ゴミ出しの折に肌寒さは感じていたので、風よけに革のジャケットを羽織った。

強い南風を避けて、住宅を風除けにして歩く。タカネナナカマドが開花していた。昨年見事に咲き揃っていた南の住宅街のハナズオウは、申し訳程度に、数輪の花を付けていた。枯れてしまった訳ではなさそう。昨年見付けた紅白の花を付けるスモモが咲いていた。昨年は紅白だったのに、今年はその中間色の桃色の花も咲いていた。何やらパレットでの絵具の混色を想わせる。此処のお宅の玄関前は、増え広がったルピナスで黄色くなっていた。







南向きのお宅で、もうチョウジソウが咲いていた。真冬まで実を付けていた柿は、未だ蔕が残っているが、無事に発芽していた。住宅街を気侭に折れ曲がりながら、北東へ戻る。ヒイラギナンテンも花を開き始めていた。






シラカバ公園近くのハナズオウのあるお宅へ立寄る。漸く花を開き始めていた。余り見映えのする花ではないが、大きな莢を付けるのが面白い。藤の花が開いて、見頃になって来ていた。低いコンクリート塀から、ジョウロウホトトギスの葉が見えていた。





強い風は治まったが、今朝は雨が降っている。今日も日差は望めそうにない。若葉が萌える佳い時期なのに、明るい陽光が待ち遠しい。