14, 05. 2017 名称不明の花


5月上旬の佳い季節になったが、昨日は気温が下がって陽の射さぬ一日となった。教室を終えてアトリエの床を磨き、少々行き詰り気味の作品を水張りする。風が強く寒そうなので、革のジャケットに着替えて、夕食の素材を買求めに出かけた。

ナナカマド公園を南へ抜ける。遊歩道脇のニシキギに、ビーズ玉の様な小さな花序が見えていた。南の住宅街を、東へ進む。未だ分離はしていなかったが、藤の花芽が伸びて来ていた。前日西の住宅街で満開のサンシュユを見かけたが、早く咲いた東の樹は葉を吹いていた。刈り込まれたドウダンツツジが、花を付けていた。






緑が萌えている沢に沿って、北へ向う。バッコヤナギの伸びた花芽が、白くなっていた。オニグルミも芽吹いて、小さな葉を広げていた。西へ突き出た公園に沿って進み、再び沢へと向かう。大きく枝を広げた庭木に、白い花が咲き始めていた。散歩を始めてから10年以上が経過しているが、毎年見かけている花。図鑑で何度か調べたが、名称が判らない。花の後は、緑色の小さな実を付ける。







北の住宅街を西へ戻り、2軒のスーパーを廻って食材を買求める。帰りがけに、2羽の鳥が電線に止っていた。鳩かと思ったが、首が細く頭も小さい。生憎の天候で色はよく見えなかったが、幾分茶色味を帯びていた様に思う。冬を無事に越して花を咲かせた椿が、未だ冬囲いの縛めを解かれぬままの状態だった。



今朝も曇空で、強い風が吹いている。今日の最高気温は更に下がって、13度の予報。雨も降るとのこと。暫く天候は下り坂らしい。