27, 03. 2017 進む雪解け


昨日も終日青空が広がり、気温が7度まで上がった。洗濯機を仕掛けて、仕事に取りかかる。早朝の天気予報で日の出から日没までの時間が示されることがあるが、北の札幌が本州の都市より時間が長くなった。冬を越えた実感がある。午後にもう一仕事進めて、散歩に出かけた。

ナナカマドの芽が、大きく膨らんで来ていた。ナナカマドの芽吹きは早い。南へ向かい桃の芽を見上げる。芽の先端が白く見えているが、その後変化はない。鉄道林前の道を、東へ向かう。窪地から伸びる樹々の梢が、萌えて霞んでいる。窪地の底の水面が増えて来ていた。水芭蕉の芽も増えていた。大きく膨らんだ芽が、割れて葉が出た芽もある。あと10日程で、花芽が見られるかも知れない。







前日食材で荷物が膨らみ、買えなかった日用雑貨を買求めに、3番通りのスーパーへ向かう。甥や姪が通った小学校の西隣の家が取り壊され、更地になっていた。通りを挟んだ北西の長年空地だった所に、住宅が建ち上がっていた。昨年から続く新築の波は、納まっていない。陽当たりの悪い所に残った雪に、スコップで筋目を入れているお宅があった。この筋目だけでも、雪解けは早まる。切られた街路樹の古い切り口に、茸が生えていた。






東のスーパーで、日用雑貨を買求める。軽いけれど嵩張って、食材とは一緒に運べなかった代物。花の時期が愉しみな程、キタコブシが冬芽を上げていた。雪解けが進んで、小川の様だったナナカマド公園の遊歩道も、歩ける様になって来た。遊歩道脇のオオヤマレンゲの芽の先が、緑色に見えて来ていた。




今朝も、雲なく良く晴れている。内庭の積雪が、家屋から後退して行く。アトリエの窓の下は、完全に雪が消えて,小さな植込みが姿を現して来た。今週は10度近い気温の予報が出ている。雪解けは進むものと思われる。