23, 02. 2017 珍客飛来


朝雲の底に見えていた青空が、次第に強く感じられる様になった。薄雲はかかっているが日射しはあるので、仕事に取りかかる。今週は日射しが望めぬ予報が出ているので、贅沢は云って居られない。11時を過ぎると、次第に雲が厚みを増して来て、仕事は諦めた。

1時半過ぎに、夕食の素材を買求めに出かけた。散歩用の帽子は階下のアトリエに置いてあるので帽子を冠って居間を通ると、庭の梅の樹に綺麗な鳥が来ていた。急いでバッグからカメラを取り出し、漸く撮れたのが上の一葉。図鑑で調べ、ツグミと思われる。

気温が上がって路面の氷が緩み、歩き易くなっていた。屋根からの雪が、布の様に垂れ下がっているお宅があった。南の住宅街を、東へ進む。黒く枯れ萎んでいたサンシュユの実が、皆落ちてしまっていた。東の沢に沿って、北へ向う。バッコヤナギの芽が、大きくなって来ていた。






陽が射さぬので黒々とした沢を見ながら、北へ進む。空地のサクランボの冬芽が。赤味を強くしていた。直ぐ傍で見られるので、色も見える。雲は益々厚みを増して、陽の位置が僅かに見える程度になった。




買物を済ませて戸外へ出ると、もう陽の位置は判らなくなっていた。ナナカマド公園へ、来たから入る。遊歩道脇の大きなナナカマドに、丸みのある鳥の姿があった。これもツグミだろうか。梢を除いて殆ど葉を落とさなかった栗の樹の葉が、強風で少し雪面に落ち始めていた。



今朝は曇空。風は治まっているが、今日は雪の予報も出ていて、日射しは望めそうにない。