21, 02. 2017 暗く陰鬱な日


昨朝の薄雲は次第に厚みを増し、10時を過ぎると陽の位置が判らなくなった。本を読みながら時折空の様子を確かめていたが、日射しは望めそうにないので、手仕事の続きをする。先日買求めたブルーグレイの革に手持ちの半端な革を組合わせて、白、グレイ、青の春のどのコートとも組み合わせられるバッグになる筈。右手の細い部分は、雨蓋の中央に配される。



1時半を過ぎて、雪が舞い始めた。酷くならぬ内にと、散歩に出かけた。南へ向かうと、雪を満載したダンプカーと何台も出会う。歩こうと思っている南の地区の排雪作業が済んで、道幅が広くなっていた。鉄道林前の1本北の道を、西へ向かう。大きなネムノキが、未だ莢を下げていた。フワフワと頼りない花なのに、実はしっかりしている。最上部の写真も、ネムノキ。更に西の柿の樹を見上げる。赤い蔕を残して、実は殆ど落ちていた。





東町公園へ続く遊歩道を、北へ戻る。昨年建てられた平屋の住宅の屋根の雪が、全く落ちていない。軒先の雪は、凍って青く見えていた。キタコブシの冬芽が大きくなって来た。シラカバ公園へ、南から入る。赤く見える筈の梢が、陽が射さぬので陰鬱な表情を見せている。エゾヤマザクラの冬芽が、大分量感を増していた。昨年末、静岡へ転居された詩人の糸田さんが、満開の桜の写真をブログに載せておいでだったのを思い出した。当地の桜は、5月上旬まで待たねばならない。白樺の雄花が長く伸びてきていた。






今朝も曇空で、雪が舞っている。今日も最高気温は-3度と、真冬日の予報が出ている。