30, 01. 2017 冬芽輝く


昨朝の雲は次第に薄くなり、青空が透けて見えて来た。洗濯機を仕掛けて、外出の準備をする。洗濯物を干して、10時過ぎの電車で、札幌へ向かった。1月上旬の展覧会の初日に久々に会い、帰りは家まで送って頂いたのと、テーマが3.11であることから、観ておこうと思った為。大船渡に設置が決ったという立体作品の写真と、膨大な量の写真の展示で、実作品はなかった。過日の礼を述べて、直ぐに退出した。




日曜日で人出も多いことから、寄り道をせずに駅へ戻る。未だ雪像造りが続いていて大通公園を抜け、道庁の正門に続く道を北へ向う。ビルの前の植込みのフッキソウが、雪を載せて路面に平伏していた。道庁は相変わらず、観光客で賑わっていた。晴れると、ポプラの梢が黄色味を帯びて輝く。家に戻ると、正午少し前だった。








昼食後、仕事に取りかかる。一仕事終えて、散歩に出かけた。ロードヒーティングが施された札幌市街の歩道とは異なり、団地内の道は危険極まりない。足裏に神経を集中させて、ゆっくり歩く。ヒヨドリの小さな群に会った。マンサクの冬芽を見上げようとしたら、雀が一斉に飛び出して、近くの電線に止った。花芽を狙っていたのだろうか。マンサクには、葉になる白い冬芽が出ていた。






北へ向い、レンギョウを見上げる。開花は三月も先のことながら、芽の先端が黄色く見えるのが嬉しい。良く晴れているので青空を背景にした山並みを見たいと思っていたが、西から北西にかけて白く空が霞んでいたので南東へ引き返す。丸く刈り込まれたツゲに、立派な冬囲いが設置されていた。当地のポプラも、梢が煙って来ていた。シラカバ公園へ、北から入る。他の樹々と競って背丈を伸ばしたナナカマドに,ヒヨドリの姿があった。





夕刻次第に薄雲が広がって来ていたが、今朝は曇空。今日は真冬日の予報が出ている。