09, 01. 2017 輝く雪面


昨朝の雲は中々開けなかったが、洗濯機を仕掛けてベッドメイクを終えた9時過ぎにに僅かに陽が射して来た。寝室の掃除をしながら、陽の通り道の雲が開けるのを待つ。やがて、雲はすっかり流れて青空の領域が広がった。下地を整えた和紙に絵具を施す。昼食後もう一仕事進めて、散歩に出かけた。

前日より気温は下がっていたが、風も凪いで雲なく良く晴れていた。シラカバ公園を南へ向かう。小学校のグラウンド傍の白樺に寄生したヤドリギが、黄色味を帯びて来ていた。ヤドリギの花は、以外に早い。白樺の梢が冬芽と雄花で煙って来ていた。緑地帯の遊歩道には、ヒヨドリの食事跡が生々しく残っていた。





東町公園の西の道を進む。医院の住居の氷柱が、長さを増していた。2階から下がった氷柱が、一段と伸びていた。キタコブシの冬芽が膨らみ、銀毛が光っていた。






緑地帯を西に抜け、住宅街を折れ曲がりながら、北東へ戻る。道路脇に積った雪の表面が凍って、硝子の粉を撒いた様に輝く。赤味の強い花芽を付けたアセビがあった。シデコブシの冬芽も、少し膨らみを増して来ていた。もう一軒、氷柱が伸びたお宅を見付けた。屋根の雪が落ちないと、氷柱は伸びる。







明け始めた空は、曇空の様に見える。昨日は抜ける様な青空だったが、今週一杯は余り日射しが望めそうにない予報が出ている。