31, 12. 2016 雲と陽の相克


昨日午前中は良く晴れて青空が広がったが,午後に入って北西から雲が流れて来た。宛名を書き終えた賀状に切手を貼り,投函しに出掛けた。郵便局は,開いていた。雑多な買物があって,東へ向かう。雪捨て場と化した住宅街の中の畑の雪が,高さを増していた。サンシュユの実は黒ずんで,遠方からは実が生っている様には見えなくなってしまった。




東の沢手前の公園のホウノキの冬芽は,中々褐色の外皮を外さない。一つだけ,銀色に輝く冬芽を見上げる。ホウノキに比べると,モクレンの冬芽の動きが早い。もう皆,毛皮の外套を見せていた。開花が早い桜は,冬芽が分離し始めていた。





未だ東の空は晴れていたが,西の雲が高くなって陽を捉え始めた。雲と陽の相克が始まる。肉眼では雲のエッジが虹色に見えるが,写真では色が捉え難い。3番と降りへ出て,驚いた。車道と歩道の間の雪が,完全に排雪されていた。車は車道の幅が増えて良かろうが,歩道を歩く人間には有難くない排雪。歩道が車道の方に傾斜していて凍っているので,歩き難いこと甚だしい。東のスーパーで小物を買求め,残り少なくなった化粧品を買求めに,西のスーパー横のドラッグストアへ向かう。此処の駐車場でも排雪作業の最中だった。





買物を終えて戻る。家へ向かう歩道脇の雪は残っている。此の状態の方が,安心感があって歩き易い。また,托葉を付けたシナノキの実が,点々と落ちていた。




家に戻り一休みして、玄関と仏前用に花を生ける。年内の仕事はほぼ終了。今日はお正月用の煮物と夕食の用意が重なって、忙しくなりそう。