18, 12. 2016 西の雲高く


寒の入りは一月も先のことなのに、厳しい寒さが続く。昨日も晴間は広がったが、酷い寒さだった。教室を終えてアトリエの床を磨き、夕食の素材を買求めに出掛けた。車のタイヤが摩擦を加えた分、道は滑り易くなっていた。ナナカマド公園を東へ抜ける。もうサンシュユも朽ち始めているのに、オオマルバノホロシは実を全て赤くしていた。何と強い生命力。枝が切り詰められているのが幸いしてか、ベニシタンも実を見せていた。氷柱が細く長く伸びていた。





サクランボの冬芽が、目立って来ていた。エゾヤマザクラの冬芽も、少し大きくなっていた。南東から北北西にかけて青空が広がっているが、西の雲が高く、屢々陽を捉える。周辺の雲は、虹色に輝く。彩雲は美しいが、陽が翳ると寒さが増す。





東のスーパーで野菜を買求める。前日排雪作業が行われていた駐車場西の雪の壁は、すっかり低くなっていた。南西から迫り出す雲を見ながら、西へ向かう。歩道脇のイチイに、小さな氷柱が数多く下がっていた。風が凪いでいるので、西のスーパーの裏手へ廻ってみる。駐車場から押し出された雪山の向こうに、頂付近は雲を冠った山並みが見えていた。







買物を済ませて戻る。こんもりと雪を冠った植物は、椿。雪が防寒材となって、来春には花を見せてくれる。今朝は雲なく良く晴れている。予想最高気温は7度と、一気に10度近く上昇する予報。暖かいのは有難いが、道路の状態を想うと気が重い