20, 11. 2016 切株に出た茸
昨朝ブログの更新を終えて間もなく、霧が立ち籠め始めた。8時過ぎには、50m先が霞む程、深い霧となった。9時を過ぎて、薄紙を剥ぐ様に、少しずつ霧が晴れて来た。霧の底の弱い青空には、浮雲は見えなかった。教室を終えて、アトリエの床を磨く。晴れた青空には。浮雲が目立つ様になっていた。
もう少しで仕上がる作品を水張りして、夕食の素材を買求めに出掛けた。風は結構強かったが、気温が上がって寒くはなかった。北西から南東にかけて大きな量塊の雲が流れ、陽を捉えていた。南の住宅街を、東へ進む。サンシュユの実が朽ち始めていた。東の沢の落葉松の葉は、殆ど落ちていた。路面には赤茶色の葉が溜っていた。
沢に沿って北へ向い、3番通りを渡る。通りに面したお宅の北東の角に聳えるテウチグルミの枝が、切り詰められていた。切り詰められた枝の位置は、かなり高い。芯を止めて枝を伸ばした方が良さそうなのにと、見上げる。最上部の写真が、枝を詰められたテウチグルミ。北側の切株に何か広がっていた。北側へ廻ってみると、大きな茸だった。高い位置で此の大きさ見えるのだから、径は15cmを超えていると思われた。叢の切株に生えた茸は何度も見ているが、この様な高い位置の茸は始めて見る。
北の住宅街を、西へ戻る。塀の上にイチイの実が並べられてあった。雲を抜けた陽が射して、明るくなって来た。東のスーパーで野菜を買求めて出ると、陽は新たな雲に呑込まれていた。シロヤマブキの葉が黄色くなり、反り返り始めていた。西のスーパーで買物を終えて出ると、また陽が射していた。コノテガシワの葉が色付いて、実が目立たなくなって来ていた。家の前の道路に入ると、南西の雲に陽が落ちていった。将に釣瓶落とし。日暮れが早くなって来た。
昨夜来の雨が、敷石を濡らしている。暖かいのは今日までで、今週は雪達磨が予報に並んでいる。