10, 11. 2016 残酷な剪定


大荒れの予報が出ていた昨日は、関東地方でも木枯1号が吹荒れたが、当地では朝の雲が消えて青空が広がった。直ぐに仕事に取りかかる。午後に入って南西の雲が高くなって陽を覆ったので、米国の大統領選挙の開票の様子を見ながら手仕事をした。天候は荒れなかったが、選挙で激震が生じた。大方の予想に反して、過激な発言をしていた候補者が票を伸ばして行った。日本の株価は、一時1000円を超す値下がりを示した。

2時半過ぎに、夕食の素材を買求めに出掛けた。北から東へかけて青空が広がっていたが、北西から南東にかけての雲が高かった。トウグミが、疲れた様な緑の葉を残していた。住宅街の中の畑に残っていた、白菜と長葱が収穫を終えていた。サンシュユの葉も黄ばみ、実も凍ったのか朽ち始めていた。





東の沢手前の公園の樹々は、殆ど裸木になっていた。ホウノキも葉が落ちて、冬芽が目立って来ていた。沢のカラマツが、佳い色の黄葉を見せていた。西の雲が、次々と陽を呑込んで行く。3番通り手前の空地を通り抜ける。空地はサクランボの葉が、ぎっしりと降り積っていた。







3番通りの1本北の道に、小公園がある。大きなシダレヤナギの葉は黄色くなったかと期待して、角を曲がって驚いた。枝が皆切り詰められ、葉など付いていなかった。特に、幹に出来た生々しい傷が酷かった。西へ向かい、ハマギクを見に立寄る。小さく切り詰められて、頑丈な冬囲いを冠っていた。東のスーパーで、値上がりが酷い野菜を買求める。西のスーパーへ向かう途中のシロヤマブキも、未だ葉を残していた。





昨夜半月が見えていたのに、今朝は雪が散らついて地面が白くなっている。夜分に晴れていたので、今朝の最低気温は-1.4度だった。