29, 09. 2016 暑気を洗う雨


朝方濡れていた敷石はやがて乾き、時折薄日が漏れる状態が続いた。仕事は出来ないので、先週買求めた秋用のパンツの裾上げをする。10時少し前に、雨が降らぬ前に買物を済ませようと、傘を持たずに出掛けた。

ナナカマド公園を南へ抜ける。ニシキギの葉が、これ以上は赤くなれぬ程真っ赤になっていた。南の住宅街で、未だ花を付けているツリフネソウがあった。もう2ヶ月以上花を付けている。見かけによらず強い種であるのは、南の鉄道林に増え広がった状態で判る。東へ向かい、サンシュユの樹を見上げる。赤い実が増えて来ていた。東側の大きなマルメロの樹は、数多い実を重そうに下げていた。近隣では入手出来なくなったので、デパートで探して来ることにしよう。






東の沢手前の公園のホウノキは、梢の葉がすっかり枯れていた。来年の新芽は既に出ていた。沢に知って、北へ向う。沢を背にしたお宅のコマユミが、葉も実も佳い色になっていた。最上部の写真がコマユミ。フウセンカズラは、実が大分朽ち始めていた。沢を離れて、住宅街を北へ向う。あと50m程で東のスーパーへ着く頃、突然大粒の雨が落ちて来た。路面を激しく打って跳ね返る。歩幅を広げ、早足でスーパーへ逃げ込んだ。酷い雨なので、東のスーパーで全て買物を済ませ、タクシーを捕まえて戻ろうと思っていたが、店外へ出ると雨は止んでいた。南北に通る幹線道路の南に、黒い雨雲が見えていた。







西へ向かい、前日見かけたヒガンバナを覗き込む。昨日、魚沼在住のMIXY友Nさんが、お庭の見事なヒガンバナの写真を数多く載せておいでだったが、週末には花を見られるだろうか。木瓜の実が黄色味を増し、一部は茶色く朽ち始めていた。



午後に入って、何度も雨が降ったり止んだりを繰り返した。甥の帽子を急遽縫うことになって、中断していた秋用のバッグと帽子の仕上げをした。夜半には雨は上がって、今朝は敷石が乾いている。今日の最高気温は,18度の予報。漸く秋の気温になりそう。