01, 10. 2016 波乱の長月


数度に渉る台風上陸や夏日の到来と、葉蘭に満ちた9月が末日を迎えた。気温は23度とかなり高めで、良く晴れた。朝食後直ぐに仕事に取りかかり、刷毛や溶いた絵具を入れた容器を洗った。庭に出て前日作っておいたゴミ袋を集荷場所へ運び、気になっていた中庭のクロフネツツジとエサンツツジの剪定をした。未だ大物が数本残っている。午後の早い電車で、札幌へ出掛けた。靴を緑から茶に変えたので、出来上がっていたバッグと帽子に取替えた。



電車の窓から良く晴れた札幌が見えていた。地下鉄に乗り換えて、北18条で下車する。西へ向かう18条通りの奥には、手稲山が大きく見えていた。テンポラリースペースの外壁は、蔦ですっぽり覆われていた。同一の作家の歌集から心に響く一首を選んで、作品を制作するという展覧会。知人の作家も出品していたので、立寄った。玄関脇の書が写真家でもあるMさんの書。墨の濃淡、筆の勢いが佳かった。階上では、映像作品も流されていた。






画廊を辞して、南へ向かう。北12条の北海道大学の銀杏並木を見ながら、西へ向かう。道の南側に、飛び抜けて黄色い樹があった。ズームで近寄せる。膨大な数のギンナンが生っていた。突き当りの南北に走る道を、南へ向かう。クラーク会館脇のニワウルシが、花の跡の実を見せていた。最上部の写真も、ニワウルシ。








北大構内を抜けて線路の高架を潜り抜け,工事中のI邸の東を通り、植物園の東側に出た。鉄柵から、実が赤くなり始めたオオヤマレンゲが枝を出していた。正門前のハマギクは、未だ開いていなかった。



此の後、桐を見上げて駅前に戻るのだが、写真の枚数が増えるので、後段は明日に廻す。今朝も良く晴れている。