26, 09. 2016 栃の実豊作


もう夏日になることはあるまいと思っていたが、昨日は更に気温が上がって27度に達した。当地では9月下旬の夏日の記憶は、全くない。洗濯機を仕掛けて、仕事に取りかかる。窓を開け、風を入れての仕事は気持ちが良い。昼食後もう一仕事進めて、2時前のバスで野幌へ向かった。

国道沿いの大型店舗で買物を済ませ、緑地帯に入る。噴水周囲にベンチ代わりに造られている円形の台座に、佳い色の栃の実が纏められてあった。台座の数カ所に、栃の実があった。周囲は殻が散乱していた。厚い殻を剥くと現れる暗褐色の艶のある実に、狂喜して殻を剥く有様が想像出来た。樹には未だ実が残っていた。




緑地帯を北へ進み、2番通りへ出る。深い緑一色だった樹々は、様々な表情を見せている。錦山天満宮キタコブシの実を期待していたが、巨大な樹なのに僅かしか実が見えなかった。天満宮の境内を、北に通り抜ける。直ぐ北の小学校の遊歩道脇に、赤い桜の葉が数多く落ちていた。梢がかなり寂しくなっていた。






小学校の敷地の北端は、3番通りに面している。前日荷物になるので購入しなかった嵩張る品物を買求めて戻ろうと、3番通りを西へ向かう。かっては数多くあった煉瓦工場の名残りで、野幌の建造物には煉瓦が多用されている。歩道からかなり奥まった位置に、センニンソウが見事に花を付けていた。少し色付き始めた生垣の上から、オオマルバノホロシが覗いていた。未だ青い実を、数多く付けていた。





漸く東のスーパーの角の信号が見えて来た。団地が出来た折は、此処が東の端で、道路も野幌の在り様とは異なっている。団地の中央分離帯は幅が広く樹が植えられているが、歩道には街路樹がない。野幌の道路は街路樹が南北両側に植えられているが、中央分利他は細く、樹は植えられていない。東のスーパーで買物を済ませて戻る。駐車場の西の木立のツルウメモドキの実が、黄色く目立って来ていた。アズキナシの実も、赤味を増して来た。花の数葉ぐんと減ったが、樹々が最後の輝きを見せる時期が始まった。





今朝も雲なく良く晴れている。今日は2度程気温が下がる予報が出ているが、未だ夏日の気温。明日まで夏日は続くらしい。