29, 08. 2016 青空を舞う鳶
台風10号の北上で列島南部は荒れていたが、当地は良く晴れた。洗濯機を仕掛けて、仕事に入る。午後もう一仕事進めて、散歩に出掛けた。南北に通る幹線道路を北へ向い、4番通りに出た。冬期間に風雪を防ぐ鉄柵に絡んだクズが、花を開き始めていた。クズの花序は、茶色のブラシの様に見える。
緩やかだった北への傾斜は、4番通りを越えると急になる。遮るものがない広い空を、鳶が舞っていた。もう1羽加わって、2羽で輪舞しながら西へ飛び去った。突き当りの5番通りを、東へ進む。何時もずっと南で放牧されている馬が、通りの近くで草を食んでいた。また数が減って、3頭になっていた。
高速道路の下の道を、南へ戻る。行は良い良い何とやらで、かなりの角度の上り道。イタチハギが花期が終ってしまっていたが、高速道路沿いの柵に絡まったツルウメモドキが、見事に実を付けていた。道路の西側の落葉松にも絡んでいるので、植えられてものではなく、此の地が開拓される以前からの植物と思われる。因に此の道を南へ進むと、東の沢に繋がる。
顎が出かかった頃、漸く4番通りに辿り着く。小麦を収穫した跡には何も植えられていなかったが、歩道との境にガガイモが見事に花を付けていた。住宅街を気侭に折れ曲がりながら、南西に戻る。札幌で見かけたフッキソウの蕾を思い出し、久々にナニワズのあるお宅の前を通る。7月に赤い実を見せていたナニワズには、もう来年の花序が出ていた。春早く咲く種は、準備が早い。
今朝は未だ良く晴れているが、関東の東まで北上した台風の影響で、午後から雲が多くなる予報が出ている。